昼間の姿とは違う迫力のある夜景を見ることができ、また、美しく輝く工場の素晴らしい姿が撮影できると注目を集めている工場夜景撮影。
今回、2014年6月8日(日)に、東京カメラ部メンバーとカメラ好きのブロガーさんと一緒に川崎の工場夜景を写真に収めるべく、撮影会を開催しました!
18時30分頃に川崎駅東口に集合。
そこから大型の車で工場夜景の撮影スポットに向かいます。
今回は撮影用の機材として、リコーイメージングの「PENTAX K-3やその他ペンタックスの交換レンズ」、また、バンガード三脚「Abeo Pro 283CGH」などをお貸出いただきました。
撮影の前に、参加者の自己紹介や今回のイベントの撮影場所等の説明があり、早速1つ目の撮影スポットに向かいます。
今回1つ目に選らんだ場所は、水江町。水江運河越しに東亜石油京浜製油所の撮影を行いました。
日が暮れて薄暗くなった空に工場の明かりが浮かび上がります。
初めての工場夜景で撮影の前にゆっくり鑑賞する姿も。
それぞれ撮影する場所を決めたら三脚を立て、カメラを構えます。暗い中での撮影です。
今回お貸出したカメラ PENTAX K-3なら、高感度性能に優れているのでISO感度を上げて手持ちでの撮影も可能ですが、できれば三脚を使って撮影したいところ。
カメラを三脚にセットすれば多少風があってもブレることなく、撮影ができます。
写真撮影:のぽりん 様
工場の配管やレアスタックなど、望遠ズームレンズで工場の一部を切りとっている方も。
写真撮影:八木 英司 様
工場から出るたくさんの光源を生かし、キラッとした光芒を演出している方もいらっしゃいました。
工場夜景撮影に慣れ始めたところで、次の撮影スポットへ移動します。
写真撮影:原 朋士 様
2つ目の撮影スポットは、千鳥町の「市営埠頭」というバス停前にある日本触媒のプラント周辺。
工場を間近で見ることができる有名なスポットです。
撮影ポイントを決めたら、三脚を立て、セッティング。
工場夜景撮影は、長時間露光撮影といって、遅いシャッター速度で露光時間(シャッター幕を開き光を取り入れる時間)を長くする撮影方法がおすすめです。
写真撮影:菊池 賢二 様
長時間露光撮影なら一瞬では写すことのできない暗いシーンも明るい写真に仕上がったり、被写体の動きの軌跡などが撮影できます。 工場夜景はたなびく煙も印象的で、それを生かして撮影されている方もいらっしゃいました。
高さが足りないときは、三脚を延ばしてカメラ位置を高くして調整します。 なお、三脚のエレベータ部分を伸ばすと、ブレやすくなります。工場夜景を綺麗に撮影したい方には、大きめの安定感のある三脚がおすすめです。
写真撮影:HAMACHI! 様
今回貸し出されていたPENTAX K-3の機能「カメラ内HDR」を使って撮影されていた方も。 (露出の異なる3枚から広階調な1枚を生成できるので、より綺麗でバランスが良い作品を仕上げることができます。)
写真撮影:まさ 様
この周辺は、工場の細かい配管群も近くで鑑賞することができるスポットで、それを取り入れつつ眩い光を画面いっぱいに写し、迫力のある画に仕上げている方も。
写真撮影:原 朋士 様
3つ目の撮影スポットは、浮島町。
視界いっぱいに工場が立ち並び、迫力ある工場夜景を楽しむことができます。
下の方から見上げるように撮影している方や、他にもいろんなアングルからの撮影にトライされている方も。
今回貸し出された三脚「Abeo Pro 283CGH」はローポジションの撮影も可能。
写真撮影:菊池 賢二 様
オイルタンクや冷却塔などが多くある地域で、タンクだけに的を絞った写真を撮られている方もいらっしゃいました。
写真撮影:米田 誠 様
夜景鑑賞とはまた違う世界を楽しめる工場夜景撮影。絶え間なく光り輝く工場地帯を是非皆さんのカメラで収めてみてくださいね。
ご参加くださった皆さん、ご協力くださったリコーイメージングさん、ガードフォースさん、誠にありがとうございました。