このたびは栄えある賞に選んでいただきありがとうございました。この写真を撮影した時は嵐のような暴風雨が過ぎ去った直後でした。その嵐の後の空模様が、最高の演出となり盛り上げてくれました。この場所は一部解体されてしまったプラントもあり、現在は写真のような姿で写すことはできません。その事からこの写真は、自身にとって非常に思い出深い物となっています。

日が沈んだ直後のブルーアワーの時間帯に、四日市港ポートビルの展望台より撮影しました。

24時間365日稼働する工場は、元日のこの日も明るく煌めき煙突からは水蒸気が出ていました。星の軌跡を入れることで、星々が眠らない工場を見守っているかのように表現しました。工場が明るくなり過ぎず、かつ星が程よく写るように試し撮りをしながら慎重に設定を決めて撮影しています。

工場から濛濛と吹き上げる水蒸気と太平洋から流れくる海霧との饗宴は白い炎を吐き出す白龍のようであり、大地の息吹と生命の営みが交差する荘厳な風景を１枚に収めることが出来ました。

この日初めて訪れた場所、オレンジ色の照明やモクモクと水蒸気が上がる様子が特徴的な工場でした。

工場夜景の魅力といえば暗闇に煌めく光芒、フレアスタックなどいろいろありますが、光に照らされ浮かび上がる配管の機能美も魅力だと思います。日中みえない部分の細かな配管の美しさも夜景の素晴らしさがあると思います。このプラントは新旧の建屋が美しく融合しておりとても魅力的なプラントです。

4年前から撮影している千鳥町の工場夜景ですが、工場と雷という非日常的でファンタジーのようなコラボレーションを初めて見たのでとても興奮しました。

富士市の工場夜景と言えばやっぱり日本一の山、富士山とのコラボレーションだと思います。田子の浦での撮影ポイントが有名ですが他にも魅力的な撮影ポイントがあるのも富士市の魅力だと思います♪

男心くすぐる厳つい機械群とキラキラ輝く光。大好きな光景です。子供の頃に描いていた銀河鉄道の世界の実写版かな？空撮ならではのアングルで広域な夜景を捕らえました。

ポールと鉄柵で額縁構図を意識して撮影しました。

翼のように見える水蒸気。その下には煙突、パイプ、プラント、色づいた海面などそれぞれに存在感のある要素が集まる。2020工場夜景サミットのスペシャルツアーで撮影した一枚です。

大阪国際石油精製
大阪製油所が精製を停止するとニュースで知り、最終日と載っていた10/31に撮影。初めて行った場所でしたが、有終の美を飾るが如く力強いスチームが風に舞う姿は、歌舞伎の獅子頭の様な幻想的な風景でした。少しでも伝わると嬉しいです。

尼崎市の臨海部では、古くから運河が利用されており、現在では、工業地帯の運河に沿って遊歩道などが整備されています。その運河に架かる斜張橋で、遊歩道の一部でもあり、付近にあった工場設備をイメージした「であい橋」から見た夜の尼崎工場地帯の一風景です。

若山城跡地から眺める工場はとても奇麗でした。

都市高速と一緒に工場を撮りました。魚眼レンズで撮影することにより、都市高速の曲線を鮮やかに描けました。

空一面を覆い隠すほどの水蒸気と、近未来的な灯りに彩られる工場が、怪しげな雰囲気を醸し出しながらも幻想的で美しいスポットです。SFの世界に入り込んだかのような世界観に、撮影中もついつい見とれて時が過ぎるのを忘れてしまうほどでした。このお気に入りのスポットで受賞できたことを光栄に思います。